ゴルフは物理!飛ばすための三要素!
ゴルフボールを遠くに飛ばす方法をご紹介いたします。
ゴルフボールがまっすぐ遠くに飛ばずにお困りではございませんか?
ボールがどのように、どの方向に、どこまで飛んでいくかはクラブヘッドが
ボールに当たった際(インパクト時)の物理現象によって決まります。
今回は飛距離を伸ばすための重要なポイントを3つご紹介いたします。
まず毎回同じ打点位置(スイートスポット)にあたったと仮定し飛距離を構成する要素は
ボール初速、スピン量、打ちだし角となります。
1.ボール初速
まずボール初速とはゴルフクラブがボールに当たった際(インパクト)に飛び出していくスピードのことを言いますがこれは計測器では毎秒mで表示されます。
この数字が大きくなればなるほど飛距離は大きくなりますがこの数字を大きくするためには
1.クラブがボールに接触する際のスイングスピード(ヘッドスピード)
2.ゴルフクラブ、ゴルフボールの持つ反発係数
以上の2つが重要となってきます。
◇ヘッドスピード
各人の体格、スイング等も重要な要素ですが、物理から考えると、短い物を振るより長い物を振る方が確実にヘッドスピードは上がります。ドラコン選手もHSは凄く高いですが多くの選手は市販のドライバーよりもおおよそ3inch(7.5センチ)程長いクラブを使用しています。
◇反発係数
反発係数とは物体同士が衝突した際に持つ跳ね返りの大きさを指します。
例えばゴルフクラブを固定し、フェース部に向け時速100㎞でをボールを衝突させたとします。
衝突し跳ね返ったボールの時速が速い程、反発係数は高いと評価されます。
(例) 衝突前時速100㎞ 衝突後跳ね返り時速83㎞の場合 反発係数は0.83となる
現在R&Aのゴルフルールでは反発係数0.830を超えるとルール不適合となりますが、この数字が高いほどボール初速は上がります。
反発係数をあげるためには各メーカーの公表するスイートスポットにボールをヒットさせること、そして反発係数の高いクラブ、ボールを使用することが大事になってきます。
2.スピン量
次に打ちだし角とはゴルフクラブがボールに与える回転量のことを指します。
今回は飛距離との関係に関わる縦回転にて説明します。
想像しやすいようテニスに例えると
1、テニスクラブを上から下にこすり下ろした場合
ボールにはバックスピンがかかり、上に吹き上がっていく球になります。
2.下から上にこすり上げた場合
ボールにはトップスピンがかかり、地面に向かってドロップする球となります。
以上の2点はゴルフクラブにも共通して言えることですが
ゴルフボールを横に飛ばすための理想としては毎分2500~3000回転程のバックスピンが望ましいと考えています。
3.打ちだし角
最後に打ちだし角とはゴルフクラブがボールに当たった際(インパクト)に飛び出していく高さの地面に対する角度になります。
これが角度が高すぎる場合はボールの勢いがあっても上に進んでいくこととなり、横に進まず飛距離が伸びないことになります。
反対に角度が低すぎる場合は早く地面と接触してしまい、球速が落ち、同じく飛距離が伸びません。
この場合ボール初速とスピン量にもよっても適正角度は変わりますが、DRではおおよそ地面に対して10~15度を推奨いたします。
総論
以上解説したようにボール初速を上げ、打ちだし角、スピン量を適正にすることでゴルフボールはより遠くへ飛んでいきます。
上記の項目を適正にするためにはスイングの矯正を心掛けると同じく、クラブの適正な選び方もとても重要となってきます。
一度お時間がある際は自分にあったクラブへと調整してみてください(*^^*)
ゴルフもさらに楽しくなりますよ:-)♪
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